2015年8月30日日曜日

HP Z600の、3.5-inchベイ_アダプタを自作する

今は、HP Z600というPC(WS)を使っているのですが、
それ以前に使っていたPCに繋いでいた、
3.5-inchベイに付けるUSB3.0を、Z600の5-inchベイに適当に突っ込んであります。

この3.5-inchのUSB3.0は、2.5-inchのSSD or HDDも一緒にマウントできる便利グッズです。

適当にもほどがある























このままだとホコリとか入るだろうし、空冷にも影響するかなぁと思いながらも
面倒で放置していました。


が、この度、せっかくなので5-inchベイ用のアダプタを作ってみる事にしました。
この5-inchベイは…いや、このPCは、
基本的な部分はドライバーなどを使わずに付け外しできるようになっていて、
5-inchベイもご多分に漏れず、奥のほうに両側から出ているピンで固定する方式です。

なので、
●そのピンが止まること
●3.5-inchベイとアダプタがネジ留めできること
●5-inchベイの表面がちゃんと埋まること
の3点さえ備えていれば良いということで、最小のアダプタを作りました。

最初は、既成と同じレベルで作ったのですが、
プリントに7時間くらいかかる計算になってしまい、
そんなに待っていると朝になってしまうので、不要な部分を削ったというのが
最小にした消極的な理由です。


で、1~2度失敗して、出来上がったのがコレ
周りが汚いですが(笑)


















骨だけっていう感じですが、ちゃんと機能しますよ。
そして取り付けてみたら、ちょっと干渉する部品があったのですが、
プリントし直すのも面倒なので、手で折ってしまいました。
このあたりは得意の現場合わせってやつです。

そして完成!!
ちょっと歪んでるのは広角のせい。たぶん























これで、ホコリや変な空気の流れにはならない(はず)

例によって何の表面処理もしていないですが、
まぁ自分で使うものなので良し!!

2015年8月16日日曜日

トラックボールを自作する 6



さぁ長かったトラックボール製作も、いよいよ最終章です。
お盆休みも終わってしまうので、早く片付けなくては!!


殻というか、外側になる部分をプリントし、革を貼って組み付けます。
さっそくいってみよー。
いいんじゃないでしょうか


オモテ面もなかなかです











































よし!あとは組み付けるだけ!!


と思ったのですが、うまく寸法が合いません。
革の厚み分は計算したつもりだったのに何故!?

ヘリっていうか折り返しっていうか、上の写真でいう茶色い耳みたいなところ。
ここを中に折り込んでからビス留めしようとするのですが、
何回やっても上手くいかず。

遂に投げ出しました(笑)
もういい。充分がんばった。つかれた。


お盆中に完成させるには、これを無視するしかないというふうに自分を説得し、
作戦変更で、革張りを先延ばしにしました。


革を貼る予定だった分、部材の厚みを増してプリントし直して、貼り付けて完成!!
って事でおk!


さて、部品の厚みを計算し直して、伴ってスイッチを押す足の長さも変更します。
それから、革を貼らない事で、バラバラの部材を繋いで形状を保つものが無くなったので、
・中段の板まで伸びる足を作ったり、
・角度を保つブラケット状の部品を作ったり、
・厚くなった部品の角度を変えたり……
も ワスレズニ。

いざプリント!
長い足がつきました。






















似た部品にはL/Rを表記。工業製品っぽく(笑)
見えるかなぁ~
























そして組み付けて、今度こそ完成!!!

















いいじゃないですか~!
アセトンでくっつけた跡が白くなったりしてるけど(笑)
表面処理はあとから考えて、時間ができたらやりましょう。


手を乗せてボタンやホイールの位置を確認。

















これもいいじゃないですかっ!かっ!!かっ!!!
ほぼ完璧に仕上がりました。


しかーし、途中で予定変更したためにちょっとした不具合が発生。
革の分の厚みをABS素材で補ったため、クリック感が固いです。
これは長く使うと疲れるなぁ……

表側の部材の、ボタンの切れ込みの根元を、
裏側に溝を彫って薄くしたら、ちょっと軽くなるかな。

これは追々調整していこう。
あとはベストな表面処理も、使いながら考えてみよう。


何はともあれ、当初の設計に限りなく近いモノが出来上がりました。
86点!!!

2015年8月15日土曜日

トラックボールを自作する 5

あまりにも日が空きすぎて忘れてしまった感がありますが、忘れていません。
更新ができていなかっただけです。

ほんとうですよ?


まずはボールを載せる中段の板、そしてベアリング支持部分の作成です。
ベアリングの軸がチョット太くて
差し込みにゴムハンマーを使いました。
二度と抜けないと思います(笑)
























少しだけボールの位置が高いかな?とも思いますが、調整は組み付けてから。
スクロールホイールを差し込む部品も、
ベースと部品のホゾがちょうど良いクリアランスだったので接着なしでイケそうです。
この段階はまずまず。


差し込んだ部品をいったん外して
ホイール部の確認
























大きく2点の不安点があったのですが、そのうちの1点がスクロールホイール部です。
・エンコーダとプリントした部品が、しっかりと結合できるか?
・エンコーダに半田付けした電線が部品をうまく避けられるか?
・スクロールホイールの左右の軸径のクリアランスは最適か? などなど。

ベストと思える状態で出力して、あとは現物合わせだなぁと考えていたのですが、
偶然にも?調整なしで全てが納まりました。
こんな事ってあるんだね(笑)


次にリストレスト部と、一番下のベースをプリントします。
リストレストは、データの時点で怪しかったので不安でしたが、難なくプリントアウト。
逆に、問題ないと思っていたベースのプリントで手間取りました。

5時間以上かけてプリントしたのに、
プリントずれ。























ずれてる。。。下から10mmに満たない部分が、Y軸方向にずれてます。
ショック!!

気を取り直して再度プリント。
上が一回目、下が二回目のプリントです























4時間を過ぎたころに、ご機嫌伺いで覗いてみたら、またずれてる!!!
気付いた時点で止めたので最後までプリントしてませんが、ずれ箇所は同じくらいの位置です。
微妙にずれ箇所の高さが違うので、データ不良じゃないな。


部品を分割しようかとも思いましたが、スライスの設定を調整してもうワンチャンスだけ。

・今回は両方ともY軸方向だが、以前似たような症状の際はX軸方向だった。
        ↓
・その際、プリンタ内の色々な部品との干渉を避けるために
 プリント範囲をMAXよりも小さめに設定してあるので、プリンタ部品の干渉ではない。
        ↓
・となると、プリント中の射出物との干渉か。
        ↓
・射出量が多くてプリント表面がZ軸方向に高くなってるのかも?
    ⇒射出量を、0.85から0.80へ調整
        ↓
・底面は上手くプリントできていて、一定量、上へいくと失敗するので、
 射出せずに空移動する際に引っかかるのかも?
    ⇒上記の予備措置として、空移動(トラベル)の移動速度を80%程度遅く調整。
      空移動の際にホットエンドをちょっと上げる設定もあるのですが、
      プリント時間が掛かりすぎる気がするので見送り。
        ↓
・フィラメント自体が何かに当たるのかも?
    ⇒フィラメントの通り道にガイドを作成。

これでどうだ!?
いいよいいよ~























ファンタスティック!























三度目の正直!
やっとズレずにプリントする事ができました。
達成感にひたる事なく、リストレストや基板などなどを組み付けてみます。
まだ調整前なので色々未結線です


















2点目の不安点だった、
ブルーLEDが出る部分と、中段の板と、上に載るボールのクリアランス。
接触(底付き)するとボールが回せないし、離れすぎると反応しないし、微妙。
これも現物合わせだなと思っていたのですが、またまた偶然にも問題なし!

懸念していた事は問題なくて、簡単だと思っていたところで引っかかる。
とても含蓄のある話ですね(笑)


USBに繋いで中途テスト


















カーソル移動がちゃんと反応するかどうか、USBで繋いでテスト。
ブルーLEDに下からライトアップされて、ちょっとキレイ!
左右が逆なので思い通りに操作はできませんが、問題なく動いています。

ついでに各スイッチ類もテスト。OK!(←後に基板のプリントが剥がれる事になるとは……)
放置しすぎたせいで、進む・戻るボタンを、どっちに接続したか忘れたのでこれもチェック。
緑が進むで、赤が戻るでした。ちゃんと色も考えて配線したんだ、忘れてたけど(笑)


さて、スクロールホイールを結線して、スイッチ類を取付て、
ここまでは、イイ感じ!


















だいたい完成!!!!!!!!


もう一度PCに繋いで動作テストっと。

あれ?


あれ?

左右クリックが反応しない。なぜ!?さっきは出来たのに!!

ここまできてバラすのは忍びないですが、バラしてみたら……
ビス留めで基板をギュッと押しつけたために、電線が押されて、
基板のスルーホールが抜けて、基板プリントも剥がれていました(T-T)

もう面倒くさいから投げだそう。 こんな事でめげません。

基板のプリント配線は無かったことにして、またICの足に直接結線する事にしました。
配線プリントを辿って、ICの仕様書とにらめっこして……面倒くさい。
二重の失敗!























右上は上手くいったのですが、右上から二番目に結線するのに手間取りました。
見て「ぷぷっ」と思われるかたもいるでしょうが、隣の足にもハンダが流れてしまい、
それを外したり吸い取ったりしているうちにICが溶けて……もういや。

で、なんとか結線して動作テストしてみるも、動かない!
なんで?

よーく自分のメモと見比べたら……結線する足を間違ってる(゜ロ゜)
右上方向じゃなくて、●印のある右下方向に結線しなくちゃいけなかったのです。

オモテから見たりウラから見たりしているうちに、無意識にやってしまった。

もうほんとに面倒くさいから投げだそう。 もちろん、こんな事でめげません。
ちゃんと半田付けしなおして、再テスト。


やった動いた!!!!!クララが立った!!

長くなったので、今回はここまで。
次回は、いよいよフィニッシュとなるカバーのプリントと取付です。
完成間近。

しかし、ここにも思わぬ伏兵が……

2015年8月12日水曜日

solidoodle2 の断熱ボックスを作る 3

いよいよ仕上げ段階です。
本体の上にフィラメントのスプールを置く方法を、これまた色々考えたのですが、
部品との干渉などがあってなかなか煮詰まらず、結構時間が掛かりました。


決定した方法が、段ボールボックスに対して豪華!(笑)
両端にベアリングを備えたステンレスパイプを2本使って、
その上にフィラメントのスプールを置く。という方法。


さっそく部品を設計してプリント。
部品が赤なのは、余り使わないフィラメントの消化昇華です。

直径38mm(内径36mm)、長さ910mmのステンレスパイプと、
直径36mmのベアリングを4つ購入。
ベアリングとステンレスパイプは、
アマゾンの次にお世話になっているモノタロウで購入
























よし次はステンレスパイプを245mmにカットだ!
え? え??























……カットだ! ……カッ
なんという事でしょう。手持ちのパイプカッターの有効径が32mmまで。
ステンレスパイプが38mm。。。足りません。

とても不服でしたが仕方なく、
アマゾンとモノタロウの次にお世話になっているビバホームへ。
16~50mmまでイケます。























どうだ参ったか!と言ったとか言わなかったとか。
これでゴリゴリとカットしてやりました。
しかしフィラメントを置くだけのために出費がかさむ……


もうこうなったら勢いでパッパと組み立てましょう。
こんな感じで組合せます


















そうそう、断熱ボックスで囲んでしまうと中が見えないという単純なことに
製作途中で気付きました(笑)

なので、USBカメラを付けることに(型番をメモるのも忘れました)。
写真左上の角にチョコンと付いているのがカメラです。

そして遂に!
あれあれ? 良いんじゃないの!?























おぉぉぉぉ。経費が掛かってるだけあって断熱ボックスより格段に見栄えがする(笑)
フィラメントのスプールがあっちこっちに動かないように、
「C」型の抑え具も作りました。この部品の名前が思い出せない。


あとは蝶番使ってドアつけたり、底面(下敷き)を作ったり、何だかんだやって完成!!
できた!できた!!























見た目はちょっとアレですが、プリントしてみたら効果は抜群!
扉を開けるとムワッと暖かい空気が出てくるレベルに仕上がりました。


冬よ!どこからでも掛かってくるがよい!!

solidoodle2 の断熱ボックスを作る 2

断熱ボックスのメイン素材を買いにホームセンターに行ったのですが、
スタイロフォームって細かい粉が出るんですね。

安くて効果絶大だから最適だと思ったのに、ちょっと予定外でした。
これだと机の上がコナコナしそうだったので
うまくパッキングする方法を考えたのですが、結局他の材料を探すことにしました。


全く別のタイミングで車に積んである荷物を見た時、
某有名100均で買ったEVA樹脂のフロアマットが目に入りました。
あれ?コレ使えそうじゃない!?

改めて某100均へ出向いて、同じものを5枚購入。他にも色々ついで買い。
スタイロフォームと違って剛性が全く無いので、
家にストックしてある「使えそうな大判段ボール」で補強(断熱のお手伝いも)。


結局、こんな構成にすることにしました。

 外側
 ───────────────
 段ボール(断熱に期待!)
 ───────────────
 EVA樹脂マット(断熱に期待!)
 ───────────────
 アルミシート(遮熱に期待!)
 ───────────────
 内側

です。


断熱は空気が対流しない小さな囲みを多くつくることでイケそうな気がしますが、
某100均で買ってきたアルミシートに、遮熱効果があるのかどうかは謎!

細かいことは放っておいて、さっそく材料の切り出しです。
赤いのは、角とかを留めるための部材です
赤い理由は、一番使わなそうなフィラメントの消化です



















夜中の三時頃でしたが、もりもり組み立てていきます。
組み立てながら、夏休みの工作を思い出しました。
段ボールが余計にそれっぽさを演出しています。
中身はキラッキラですよ!


















背面は、一度基板を外してから金具で浮かせて、断熱セットを貼り込みました。
変な穴が一つ開いてますが、
間違ったワケじゃないですよ。
結果的に使わないことになっただけです。本当なんです。
























よし!けっこう良い感じになってきた。
段ボールだけど。
でかいゴミ箱みたいだなんて言わないで下さい。


次はフィラメント置きです。


2015年8月11日火曜日

solidoodle2 の断熱ボックスを作る 1

さて、ホットエンドを修理交換していただいたわが愛機のsolidoodle 2。
復活記念に、断熱ボックスを作る事にしました。

そもそも高級機ではないので(笑)
一応ケースは付いているのですが、それほど断熱できる雰囲気でもありません。
写真を撮り忘れたので、ググって貼り付け。すみません























現状、ABSフィラメントで出力すると、反りが出てしまったり、
最悪の場合途中でパキッとクラックがはいってしまいます。
今時期(うだるような暑さの真夏)はマシなのですが、
冬になると出力していてイライラしてくるレベルです。


そこで、断熱ボックスを作る事にしたワケですが、色々とひっかかる事がありました。
色々ありすぎたので、ほとんど忘れましたが……
たとえば、本体の後ろはこんなふうになっています。
配線が出てきていたり、
基板がついていたり、
フィラメントを支えていたり……です
























・この基板は外に出したほうが良いのか?
 ⇒修理して下さったかたに聞いてみたら、動作保証温度を調べてくれて、
  外のほうが良いとの事。
  そうか、そういうのを調べれば良いのか。次から自分でやります(^_^;

・フィラメントを、どこに置こうか?
 ⇒机の上のスペース的に考えて、後ろか上しかないので上に。

・どんな素材で作ろうか?
 ⇒王道のスタイロフォームで!(後日、諸事情により変更しました)


そして図面をひいて、さっそく材料集めて製作開始!!

2015年8月4日火曜日

リープチェアのヘッドレストを自作する 3

さて、随分と日が経ってしまいましたが、
3Dプリンタを修理してもらい、調整が済んだので
いよいよ最終段階です。


リープチェアのヘッドレストを自作する 2
http://damonox2.blogspot.jp/2015/07/blog-post_8.html
に記したものをプリントします。
めずらしく一発で完璧!!























さすがに修理上がりは 一味も二味も違います。
実にスムーズにプリントでき、調整の必要がありませんでした。

これを、友人の先輩に作ってもらったフレームに接続します。
また完璧すぎてコワイ!!























本当は、下の弧を描いた部材を取り付ける時に力を入れすぎて
バキッと嫌な音が響いたのですが、
プリント設定で中身をスカスカにした結果の強度不足だろうなぁと思います。

気にせず続行です。
ハンガーと重ね付けです
























肝心の頭を乗せるところは、有名な100均で買ってきた
車用のヘッドサポーターです。
余裕があったら革張りに変更しようと思いますが、このままで良いかな。

ハンガーとの間に差し込んである雑誌は、
ヘッドレストにテンションが掛かりすぎないように突っ込んだら
あまりに調子が良いので、これもこのままで……。


頭の位置もこのくらいがベストで言うことなしです。
昼寝がはかどり過ぎないように気をつけないとね。

2015年7月27日月曜日

トラックボールを自作する 4

さて、前回のブログで電子回路の分解に失敗と書きましたが、
エンコーダを外すのに失敗して、
隣の何だかよく分からない部品(0.5mm角くらいの)が取れてしまったので
あーもうこれヤダと思って、無かったことにしました。

元々評判の悪いマウスだしさっ!と気持ちを切り替えて、次は有線を探し、
アマゾンさんで1000円以下で売っていたマウスを購入。

ということで、次の生け贄(マウス)はこれだ!!

またまたアマゾンさんから借りたお写真です























BUFFALO 有線BlueLEDマウス 静音/5ボタンタイプ ブラック

BSMBU19BK


レビューを見ると、クリック音がとっても静かで評判がいい!
スイッチは交換しちゃうから関係ないけどね。
アマゾンさんいつもお世話になります














で、動作確認だけしてさくっと分解。ごめんなさい。
基板もなかなかゆったりと大きくて
プリントも細かくないので、これなら上手くいきそう!
このマウスも
スクロールホイールに
エンコーダ使ってるんだな
























そして定番、スイッチを評判のいいオムロンD2F-01に交換。
必要な長さの配線を確保してハンダ付け。
エンコーダは現物合わせで
配線の長さを変える予定























またエンコーダを取り外すのに失敗して
基板のプリント配線がはがれちゃいました(笑)
2度目の失敗!!
2/3で失敗!






















基板を復旧するより、
オモテからICの脚に直付けするほうが楽だなぁと思って決行。
ダメかなぁと思ってテストしたら、奇跡的に動きました!
圧縮チューブを半田ごてで暖めたので
チューブにもハンダがチラホラ……気にしない!

















さて、次はいよいよ本体の製作です。
3Dプリンタを修理してもらっているところなので、しばらくは保留!!

2015年7月12日日曜日

トラックボールを自作する 3

机の中を探っていたら、以前買ってなぜか使ってなかった
マウス( 5つボタン + ブルーLED + Bluetooth )が出てきたので、
今回解体されるマウスはコイツに決定!!
いきなり解体されてしまっていますが……























ブログアップにあたって型番を調べたら、ELECOMのM-BT11BBでした。
いちおう価格.comで評判を見てみたところ、すこぶる悪い(笑)

使用中にBluetoothが途切れるんですってよ!
そうかぁ、それで机の中に仕舞ったんだな。

しかし、これベースで機構を決めてしまったので今さら後戻りは出来ないぜ!
と自分に言い聞かせて、さっさと次に進めます。


機構は以下のようにしました。
元のデザインにかなり近いですが、やはり色々と部品の干渉があったので、
幅が10mm太く、高さも10~15mm程度高く。
ともなって手首部分が痛くならないようにリストレスト的なものを付けました。

ボタンクリックは、ボディに切れ込みを入れて対応しますが、
それだけだと安っぽいし、何だか普通なので、
写真水色部分を革張りにしてボタンを隠してしまう予定です。
ボタン位置は指位置で合わせてあるので、見えなくても問題ないかなと。

あ、そうそう、トラックボールを自作する2で懸案だった右クリックですが、
小指の付け根で押す事にしました。

どんどん自分でハードルを上げている気がします。
全体は黒、革も黒、ボールは濃紺の予定です



















ボディはネジ留めするつもりなので、
電源スイッチ、ペアリングスイッチ、電池スペースは、
ボールを外せばアクセスできる位置にまとめました。
(元々コンパクトな基板だったのですが、ベアリング等と干渉する部分は移動しました)


















こんな感じで基板が入ります。


















不安点は山のように残っていますが、
まずは一番苦手な電子回路の分解と半田付けから始めます。


でも、来週は忙しくなりそうだから手を付けられるかなぁ。
本業ではないので、ほどほどに。


※7/18追記

電子回路の分解に失敗したらしく、左右クリックが効かず(笑)
1mm角より小さい部品が、斜めになってしまっていたのはルーペで確認済み。
その後、その部品が無くなったのも確認済み。。。

次の生け贄(マウス)は用意してあるのですが、仕事が詰まってきたため一時保留です。

2015年7月9日木曜日

トラックボールを自作する 2

まだ、元にするマウスを入手していないので、
どんな形状の「基板やらスクロールホイール」が入っているか分からないけれど、
まずは理想的な形を作ってみよう。


という事で、ここ数日ずっとイメージしていました。
 ・基本はエキスパートマウスで満足している
 ・ちょっとだけエルゴノミクスっぽくしたい
 ・スクロールは親指で操作したい
 ・あまり幅はとらないほうが場所的に有り難い
などなど。


そんな理想を元に3Dソフトで形状を模索していた結果、
出来上がったものは、どこかで見たことがある形に(笑)

まぁアレですね。
人の手の形が決まっている以上、合理的に考えれば考えるほど、
同じ答えに近づいていくって事ですね。

コピー用紙にプリントアウトして、組み立ててみました。
ボールはケンジントンの57mmボールです。
ボディはコピー用紙なのでペラっペラ
です。
























一発目にしては、まぁまぁ良い感じなんじゃないの?と思いました。
そして、手を乗せてみると……
ペラっペラを支えるために、手が空気イス状態。
無駄に力が入ります!
























おおっと、小指がはみ出ました。
右クリックできません。
右クリックは右サイドボタンにしちゃおうかしら。


そもそも、中身はベアリングの位置しか考えていなので、
右クリックをサイドボタンにできるのか、
もっと基本的な部分で、左クリックとホイールが干渉しないのか。

色々と問題が残ります。

一番造形に制限を掛けているのは、ウチの3Dプリンタの仕様です。
 ・プリント範囲は15cm角の中なので、部品は分割してプリントする。
 ・積層していくタイプなので、中空のものは基本的には出来ない。
などなど……制限があるから楽しいという側面もありますけどね。

このまま出来たら格好いいのが出来そうなんだけどなぁ。

トラックボールを自作する 1

かれこれ15年以上、ケンジントンのトラックボールを使っています。


会社勤めしていた頃からなので、
勤務先ではエキスパートマウスプロを、
アマゾンさんより写真拝借



















自宅ではターボマウスを使っていました。
というか、現在進行形で使っています。
同じく写真拝借





















一時期、Microsoftのトラックボールエクスプローラーに浮気したのですが、
やはり大玉+ベアリング支持の心地よさには勝てず、売却してしまいました。
同じく……



















今使っているケンジントンのトラックボールも
さすがに15年も使っているとヘタりが出てきて
共通部品をニコイチにして凌いでいるのですが、
あと5年はもたないだろうなと感じています。


新製品(といっても12年前に発売)を購入しても良いのですが、
現行品はボール径も小さくなり、ベアリング支持も廃止になりました。

実は7年くらい前だったかに、一度購入してみたことがあるのですが、
やっぱり違うなと感じて、これも売却してしまいました。
安定のアマゾン























そこで、もうこの際だから自作しようと。
そう考えたワケです。


具体的にはマウスの部品をバラして流用すればイケるなと。
さらに光学式マウスをひっくり返して使えばよいのでは?と考えて
ググってみたところ、同様に考えて実際に作っているかたがいました。
※勝手にリンクするのも憚られるので、控えます。


買ったほうが、工業製品的には良い物が手に入りそうですが、
このワクワクには敵いません。
さっそく脳内試作です。